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【鈴置高史】統一は中国とスクラム組んで 帰国後も習近平を見つめる朴槿恵[9/17] [転載禁止]©2ch.net

1 :ロンメル銭湯兵 ★@転載は禁止:2015/09/17(木) 21:28:15.04 ID:???
 北京での抗日式典に参加し、国民から大きな支持を得た朴槿恵(パク・クンヘ)大統領。帰国の機中で「中国と協力し
統一を目指す」と宣言した。この予想外の急速な中国傾斜に、保守派も米中二股派も「韓米同盟が消滅する」と悲鳴をあげた。

  ・支持率が20%も急騰

--訪中で朴槿恵大統領の支持率が急上昇したと聞きました。

鈴置:韓国ギャラップの9月第1週(1−3日)調査(9月4日、韓国語)では「大統領はよくやっている」が54%と、前週比
5%ポイント上昇しました。韓国ギャラップは「訪中の影響」と分析しています。

朴槿恵政権の支持率
質問=「大統領の職務遂行ぶりを評価するか」
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/226331/091500013/graph.jpg
調査期間=2015年9月1-3日/調査主体=韓国ギャラップ

 2014年4月のセウォル号事件以降、初めて50%台に乗りました。なお「よくやっていない」は6%ポイント下がって38%でした。

 その1週間前の8月第4週(25―27日)調査(8月28日、韓国語)でも、支持率は34%から49%へと急上昇しています。
半面、不支持率は56%から44%に12%ポイントも落ちました。

 この時点で支持率が不支持率を上回ったのですが、2014年11月第1週以来のことでした。「地雷事件」による南北間の
緊張を一気に解いた、8月25日の南北合意のためです。

 地雷事件は中国の北朝鮮への圧力もあって解決できた、と韓国では報じられています。結局、8月末から9月初めにかけての
2週間で支持率が20%ポイントも回復したのは、中国のおかげでした。

  ・天安門の外で待たされた朝貢使

--朴槿恵大統領にとっては「中国さまさま」ですね。

鈴置:韓国の大統領が天安門の上に立ち中国のトップと肩を並べて軍事パレードを参観する光景は、韓国人にとって感無量の
出来事でした。

 清に朝貢した朝鮮の使節は、皇帝の都合によっては天安門の外でずうっと待たされました。くぐるのは、もちろん正門ではなく脇の門。
楼に上がるなんて許されなかったでしょう。

 韓国メディアは抗日式典――抗日戦勝70周年記念式典の前から、楼上での朴槿恵大統領の席順予想に力を入れました。

 式典の前日には「訪中した約30カ国の首脳の中で唯一、習近平主席主催の晩さん会を開いてもらったのだから、主席のすぐ横だろう」と
期待を盛り上げました。

 結局、プーチン大統領に次ぐ「来賓No.2」の席だったのですが、それでも韓国人は大いに満足しました。ことに北朝鮮から参加した
崔竜海(チェ・リョンヘ)労働党書記の席が、習近平主席とは遠く離れていたので溜飲を下げました。

 韓国の報道チャンネル、YTNが式典をすべて中継しました。1時間半に渡る中継の間に、何度も画面に「朴槿恵大統領は2番目、
崔竜海は一番端の席」とテロップを入れました。よほどうれしかったのでしょう。

>>2以降に続く)

日経ビジネスオンライン 2015年9月17日(木)
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/226331/091500013/?P=1

2 :ロンメル銭湯兵 ★@転載は禁止:2015/09/17(木) 21:29:27.08 ID:???
>>1の続き)

  ・楼上の“怪しい指導者”たち

--西側では、非民主国家の指導者に取り囲まれた韓国の大統領の姿を見て、ぎょっとした人も多かったと思います。

鈴置:習近平主席が演壇に上がった際、座ったままのプーチン大統領とカザフスタンのナザルバエフ大統領が三角形を形造りました。
強権で名を馳せる3人です。

http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/226331/091500013/ph.jpg

 その三角形のど真ん中に、黄色のスーツを着た朴槿恵大統領が座ったのです。この映像は印象に残りましたし、象徴的でもありました。

 式典には集団虐殺に関与したとして国際刑事裁判所(ICC)から逮捕状の出ているスーダンのバシル大統領、彼の逮捕に
協力しなかったと西側の一部から疑いの眼差しで見られている南アフリカのズマ大統領も参加しました。

 ICCは国連を背景に生まれた組織ですが、韓国外相から国連事務総長に転じた潘基文(バン・キムン)氏はバシル大統領らと
天安門で並びました。異様な集まりだったのです。式典に参加した朴槿恵大統領を企業社会に例えれば、こんな感じです。

  ・J社はC社の招待を断った

・大手自動車メーカーU社の系列企業、K社の社長。最近、部品を大量に買ってくれるようになったC社の社長から「ウチの創業
70周年式典に是非、来てくれ」と言われた。C社はU社のライバル。おいそれとは行きにくい。

・でも、C社への納入実績は増える一方。それにU社は地理的には離れているのに対し、C社はすぐ隣。そもそも祖父の代まで
K社はC社の系列だった。うまくとりいればK社のライバルのN社を、C社は系列から切り捨ててくれるかもしれない。

・そこでU社の購買担当者には「少し顔を出すだけだから」と誤魔化してC社の式典に参加。でも、壇上で挨拶するのは警視庁の
リストに載っている怪しげな企業のトップばかり。そして彼らに囲まれ談笑する光景を、取材に来たカメラマンに撮られてしまった……。

--まずいですね。

鈴置:U社のもう1つの系列企業、J社の社長はC社の招待を断りました。「工場が忙しい」などと、取って付けた理由で。
このため、K社社長の参加がより目立ちました。

  ・「国の行く末が心配」

--それに、業界団体の専務理事をやっているK社の元・海外担当役員まで、この怪しい式典に参加してしまっています。

鈴置:韓国メディアはこの式典が「怖い人の集まり」だった点は報じませんでした。報道は「我が国の大統領は中国で異例の
好待遇を受けた」の一点張りだったのです。

 だから、国際情勢に詳しい韓国人はともかくも、普通の人にとって大統領の抗日式典参加は「極めて誇らしい出来事」でした。
支持率が急上昇したのも当然です。

 ただ、それに危うさを感じた韓国人もいました。例えば日本語で「シンシアリーのブログ」を書く匿名の歯医者さん。
政治的な色の濃い主張はしない人です。

(更に続く)

3 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@転載は禁止:2015/09/17(木) 21:29:40.76 ID:v9+MZjYf
他力本願

4 :ロンメル銭湯兵 ★@転載は禁止:2015/09/17(木) 21:30:08.12 ID:???
>>2の続き)


 そのシンシアリー氏が支持率の急上昇に関し「朴槿恵大統領の支持率、54%に上昇」(9月4日、日本語)で、以下のように
書いたのです。なお、助詞などを少し手直ししています。


・一部で親中政策を憂いている人もいるのは事実ですが、朴槿恵大統領の親中政策は「国民的」支持を得ていると
見ていいでしょう。
・反日+親中ですね。
・まさか、私が本気で「国の行く末」を心配する世代になろうとは、考えもしませんでした。いつからこうなったんだろう……。

  ・「統一のために中国と協力」

 韓国人がすっかり親中に染まってしまった、との驚きの表明です。支持率アップで自信を得た朴槿恵大統領が、
さらに中国に傾くとも懸念したのでしょう。

 韓国人の従中振りをシンシアリー氏が茶化したことはありました。でも「国の行く末を心配」とまで書いたのは初めてです。

 彼の憂鬱な予想は、直ちに現実のものになりました。このブログが載ったのとまさに同じ頃、9月4日午後に朴槿恵大統領は
中国から戻る飛行機の中で記者団に対し、以下のように語っていたのです。

・朝鮮半島の平和統一のために今後、中国と協力することを決めた。可能な限り速やかに、どのように平和統一をなすのか
議論が始まるだろう。

  ・中国のおもちゃになる

 韓国では猛反発が起きました。中国と組んで統一を図れば、米韓同盟の消滅に直結する可能性が極めて高い。
中立化した韓国が、自由と民主主義を維持できるのか――との悲鳴でした。

 親米保守の趙甲済(チョ・カプチェ)ドットコムにしばしば論説を載せる「証人」という筆名の識者がいます。
その「『朝鮮半島平和統一』その同床異夢」(9月5日、韓国語)の一部が以下です。

・我々が考える統一と中国のそれは完全に異なる。中国には十中八九、朝鮮半島を米国の影響力から遠ざけ中国が
管理するという下心がある。我々の統一は当然、朝鮮半島が米国の作戦区域に残るとの前提がある。しかし、これを
中国が認めはしないだろう。

・(朴槿恵大統領は)統一のためには米国との決別も辞さないというのか? 果たしてそんなことは可能か?
決別は統一の前なのか、後なのか? 中国と平和統一を論じるのは、中国のおもちゃにされる公算が大だ。

・朴大統領が中国へ行き習近平、プーチンと並んで立つ姿によって支持率が急騰するという現象こそが、すでに
中国の管理下に組み込まれたことを示す危険信号に映る。

(更に続く)

5 :ロンメル銭湯兵 ★@転載は禁止:2015/09/17(木) 21:30:40.22 ID:???
>>4の続き)

  ・米軍撤収も中国と話し合うのか

 同じ日に東亜日報も社説で、大統領が突然に唱えた「中国とスクラムを組んだ平和統一」に疑念を表しました。

 保守系大手3紙の中では、政権に最も距離を置く新聞です。今回の訪中に対しても3紙の中で唯一、明確に反対していました
(「“恩知らず”の韓国」参照)。

 東亜日報の社説「「中国と協力する『平和統一』は自由民主体制が確かなのか」(9月5日、韓国語版)の骨子が以下です。

・大韓民国憲法に明示された「自由と民主主義を基本とした秩序に立脚した統一」と、中国の朝鮮半島戦略をどう一致させるのか、
明確にする必要がある。

・中国メディアは韓中首脳会談で「習主席は『自主的統一』の実現を望むと語った」と報じている。それが外部勢力の介入を
排除するとの意味なら、駐韓米軍の撤収を語っているわけであり、北朝鮮の主張する統一と変わらない。

・昨年2月、中国の軍部は統一に関し、領土・領海紛争の徹底的な解決に加え、外国軍隊撤収のタイムテーブルの提示など
6項目を先決条件として挙げた。朴大統領は大韓民国の安危に直結する在韓米軍撤収まで中国と論議するというのか。

・韓国は統一の具体的方法に関し、同盟国の米国とさえ緊密に対話する段階に至っていない。朴大統領がいくら統一の
ビジョンを強調しても、現実には越えねばならない山が多いからだ。

・習主席は北朝鮮を戦略的資産と見なしている。朝鮮半島全域をその資産とするために朴大統領に「魅力攻勢」を
かけているとの分析も出ている。

  ・「統一」で騙された大統領の暴走

--「魅力攻勢」ですか。

鈴置:東亜日報は上品な表現に留めていますが、はっきり言えば「朴槿恵大統領は中国の力に魅せられ、習近平主席に
騙されかけている」ということでしょう。

 背景には「中国は北朝鮮を放棄する意思など一切ない。むしろ韓国を『統一』という甘い言葉で釣って米国から引きはがし、
半島全体を我がものにするつもりだ」との認識があります。

 週明けの9月7日からは、朝鮮日報や中央日報など訪中に賛成していた保守系紙も、社説やシニア記者のコラムを
動員し連日のように「中国に傾き過ぎだ」と叫び始めたのです。趙甲済(チョ・カプチェ)ドットコムでは「対中依存の暴走」との
表現も使われました。

 でも、朴槿恵大統領は馬耳東風。9月9日に開催されたソウル安保対話では、世界各国の国防関係者を前に
「統一は北朝鮮の核問題や人権問題の根本的解決策になるだろう。世界史から見れば20世紀の冷戦の歴史を
終息させることになるだろう」と演説しました。統一に集中する姿勢をさらに鮮明にしたのです。

 青瓦台(大統領府)も最高級の政府高官による中国との戦略対話の早期開催に動いています。世論の危惧をよそに、
朴槿恵大統領は「中国とスクラムを組んだ統一」に邁進し始めたのです。

(更に続く)

6 :ロンメル銭湯兵 ★@転載は禁止:2015/09/17(木) 21:31:10.37 ID:???
>>5の続き)

  ・俺の後ろには中国がいるぞ

 2015年以降、平均的な韓国人の自画像は「米中間では等距離に位置する国」となりました。保守紙も少しずつ
軸足を中国に移しており、その文言を使わないにしろ、朴槿恵政権の「等距離」つまり「二股外交」を支持するに至っています。

 米国の要請を無視し中国の言いなりになったのは、抗日式典参加だけではありません。終末高高度防衛ミサイル(THAAD)や、
中国の南シナ海の軍事拠点化の問題でもそうです。

 2014年までは多くの韓国人が「『等距離』だの『離米従中』だの言い募るのは日本人だけ。韓米離間を図る日本の陰謀だ」
などと言い張っていました。

 しかしこれだけ「離米従中」が誰の目にも明らかになると、今度は「米中等距離のどこが悪い」と居直り始めたのです。
日本人に対し「俺の後ろには中国がいるぞ」と肩をそびやかす韓国人がさらに増えました。

  ・もう、米国側に戻れない

 ただ、そうした空気を体現する保守系紙さえも、大統領の「中国とのスクラム宣言」は大いにショックを受けました。等距離どころか、
完全に中国側の国となり始めたからです。

・米中星取表〜「米中対立案件」で韓国はどちらの要求をのんだか
(○は要求をのませた国、―はまだ勝負がつかない案件、△は現時点での優勢を示す。2015年9月16日現在)

案件                  米国      中国     状況

日本の集団的自衛権の行使容認 ● ○ 2014年7月の会談で朴大統領は習近平主席と「各国が憂慮」で意見が一致
米国主導のMDへの参加 ● ○ 中国の威嚇に屈し参加せず。代わりに「韓国型MD」を採用へ
在韓米軍へのTHAAD配備 ▼ △ 青瓦台は2015年3月11日「要請もなく協議もしておらず、決定もしていない(3NO)」と事実上、
米国との対話を拒否

日韓軍事情報保護協定 ▼ △ 中国の圧力で署名直前に拒否。米も入り「北朝鮮の核・ミサイル」に限定したうえ覚書に格下げ
米韓合同軍事演習の中断 ○ ● 中国が公式の場で中断を要求したが、予定通り実施
CICAへの正式参加(注1) ● ○ 正式会員として上海会議に参加。朴大統領は習主席に「成功をお祝い」
CICAでの反米宣言支持 ○ ● 2014年の上海会議では賛同せず。米国の圧力の結果か
AIIBへの加盟 (注2)   ● ○ 米国の反対で2014年7月の中韓首脳会談では表明を見送ったものの、
英国などの参加を見て2015年3月に正式に参加表明

FTAAP (注3)     ● ○ 2014年のAPECで朴大統領「積極的に支持」
中国の南シナ海埋め立て ● ○ 米国の対中批判要請を韓国は無視
抗日戦勝70周年記念式典 ● ○ 米国の反対にも関わらず韓国は参加

(注1)中国はCICA(アジア信頼醸成措置会議)を、米国をアジアから締め出す組織として活用。
(注2)中国はAIIB(アジアインフラ投資銀行)設立をテコに、米国主導の戦後の国際金融体制に揺さぶりをかける。
(注3)米国が主導するTPP(環太平洋経済連携協定)を牽制するため、中国が掲げる。
 「韓国は米中の勢力争いに決着がつくまで二股外交を続けるだろう」と語っていた韓国人がいます。この人からも、こう言われました。

鈴置さんの最近の記事の見出し――「韓国は『帰らざる橋』を渡る」は実に正確でした。我々はもう、米国側に戻れないでしょう。
(次回に続く)

(おしまい)

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